07/11/10 17:33:16
韓国軍が潜水艦や艦艇から発射することができる射程距離1500キロの巡航ミサイル開発を推進する。
陸軍士官学校ユン・ジョンウォン教授は9日、ソウルプラザホテルで開かれた
「平和安保フォーラム」主催セミナーで発表した論文を通じてこのように明らかにした。
ユン教授は「南北韓の戦略的軍事力推移と展望」という論文で
「韓国は射程距離1500キロ水準の玄武-3C(イーグル-3)を開発する計画」だとし
「これを艦艇や潜水艦でも発射が可能になるように改良する事業を模索中」と明らかにした。
しかし防衛事業庁関係者は「(関連内容を)一切公開することができない」と事実確認を拒否した。
玄武-3Cは慣性航法装置(INS)、衛星航法装置(GPS)受信機を搭載している
玄武-3B(イーグル-2)の改良型で、米軍のトマホークのように超精密攻撃が可能だとユン教授は説明した。
このミサイルには在来式高爆弾頭が装着される見通しだ。
米国ジェネラルダイナミックスが開発した米海軍のトマホーク(BGM-109)は
射程距離が2500キロであるとき、10メートルの大きさの標的を当てる精密さを誇る誘導ミサイルだ。
主に潜水艦、駆逐艦から発射される。
イラク戦争とアフガニスタン戦争初期に数百発を発射し、主要戦略標的物と指揮統制施設を破壊した。
価格は1発130万ドル(約12億ウォン)にもなる。
ユン教授は「韓国は2000年代初め、射程距離500キロの
巡航ミサイル玄武-3A(イーグル-1)を開発し、これをもとに最近、
射程距離1000キロの巡航ミサイルイーグル-2(玄武-3B)開発に成功した」とし
「これらミサイルの量産体制に入り、それぞれ玄武-3A、玄武-3Bと名付けた」と述べた。
韓国軍は短距離弾道ミサイルでは玄武(射程距離180キロ)、
米国から導入したATACMS(射程距離300キロ)を保有している。
軍の関係者は「韓国軍が開発した艦対地または潜対地巡航ミサイルは海軍が
運用中の世宗大王鑑などイージズ級構築艦と2017年まで建造する
中型潜水艦から発射することができる」と説明した。特にイーグル-3を中型潜水艦から発射した場合、
韓国は北東アジア地域で戦略的な作戦能力を揃えることができる。
ユン教授は「韓国のミサイル開発を制限するミサイル技術統制体制(MTCR)は
弾頭速度が速い弾道ミサイルにだけ適用され巡航ミサイル開発には制約を置かず、
韓国は射程距離500キロの巡航ミサイルであるイーグル-1を開発するのに心血を注いだ」と伝えた。
キム・ミンソク軍事専門記者
ソース 中央日報
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