07/11/09 21:06:58
戻らない“頭脳”米国博士半分が帰国忌避
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韓国内の科学技術人材流出がますます深刻化している。
海外に出て行った高級人材は国に戻ろうとしない。
そうかといって韓国に海外人材が駆せ参じることもない。
来年に国家研究開発(R&D)のために10兆ウォンの予算が投入される科学技術分野は、
韓国経済の新しい成長動力の役割を果たさなければならないが、人材確保は遅々として
進まないわけだ。
7日、経済協力開発機構(OECD)の「2007年科学・技術・産業報告書」によれば、
2005年米国で科学技術分野博士学位を受けた外国人1万1516人中、韓国出身は
1170人(10.2%)で中国(3448人・29.9%)に続き2番目に多かった。
これは日本出身者(211人・1.8%)の5.5倍。
英国、フランス、ドイツ3国を除いたヨーロッパ全体(1343人・11.7%)と似たような水準だ。
問題は彼ら科学人材が韓国に戻ろうとしない点だ。
2000~03年、米国博士学位を取得した韓国科学者中46.3%が米国に残ることを
望んでいることが明らかになった。
これは1992~95年学位取得者中20.2%だけが現地に残ろうとしたのと比較すると2.3倍も多い。
OECDは「博士学位取得後、米国に残ろうとする傾向が伝統的に弱かった韓国と日本、
台湾の科学者までもが、1990年代以後、現地で仕事を探すケースが増加した」と明らかにした。
その結果、2005~06年米国高等教育機関で働く外国人学者(9万6981人)中、
韓国人は8907人(9.2%)で中国(1万9017人・19.6%)の次に多かった。
特に韓国学者数は1995~2005年毎年平均9.9%ずつ増加している。
増加率では比較対象37カ国中、ルクセンブルグ(17.9%)とスロバキア (11.3%)に続き3位だ。
世界平均4.8%の倍以上、OECD平均3.11%よりは3倍以上速い速度で米国への人材移動が
現れているのだ。
韓国の大学には海外人材の足は相変らず、まばらだ。
2003年当時、韓国に登録された博士課程履修生らの中、外国国籍を持った学生の比率は2.4%。
1998年1.2%より倍増加した数値だが、比較対象22カ国中、終わりから4番目に該当する
みずぼらしい水準だ。
私たちより外国学生比率が低い国はメキシコ(2002年1.0%)、スロバキア(2004年1.2%)、
トルコ(1999年1.9%)の3カ国だけだ。
韓国の19政府外郭研究院で仕事をする外国人科学者がせいぜい2%にしかならない。
韓国速報 07/11/9