07/11/08 12:11:06
「韓国人、サムスンの透明性不足を懸念」=NYタイムズ紙
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サムスン・グループで戦略企画室法務班長を務めたキム・ヨンチョル弁護士が、サムスン幹部による裏金作りやロビー工作などの
疑惑を暴露したことと関連し、米ニューヨークタイムズは「韓国国民は驚きを隠せない様子だ。大企業グループの不正腐敗事件は
これまでにも数回発生しており、国民たちは大企業の透明性不足に懸念を示している」と7日付で報じた。
同紙は「腐敗スキャンダルがサムスンに蔓延している」というタイトルで報じたこの日の記事で、「キム弁護士による
今回の暴露は、コンピューターチップや携帯電話、平面モニターなどの分野で日本の競争企業を
抑え世界で最も有名なブランドに成長したサムスンを誇りに思う韓国人たちを驚かせ、言葉を失わせた。また、最近数年間に
何度かスキャンダルが発生しており、韓国の人々は大企業グループの透明性不足に懸念を表わしている」と伝えた。
また、同紙は、キム弁護士が李健熙(イ・ゴンヒ)会長が裏金の伝達方法などを直接指示したことを示す資料の存在を
明かしてサムスン・グループの裏金疑惑が拡大する中、検察は裏金作りや検察・政府の高位幹部に対する賄賂提供疑惑、
李会長が息子の李在鎔(イ・ジェヨン)専務に財産を違法贈与した疑いなど、市民団体から告発を受けた内容について調査
していると報じた。
サムスン・グループが以前、李在鎔専務に経営権を引き継ぐため、数人の役職員が法的に処罰を受けたというスキャンダルを紹介、
李氏一家のサムスンは、政府や司法部、そしてメディアなどに「手の届かない」莫大な影響力を及ぼしながら処罰を逃れてきた
という批判を受けていると報じた。
さらに同紙は、特にこうした状況の中、キム弁護士という内部告発者が現れ、李氏一家とサムスン・グループの不正を
暴露しているとし、現状を詳細に説明した。
キム・サンミン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報JNS