07/11/07 12:19:32
韓国、農業分野に2.6兆円投融資・米韓FTA締結で支援策
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【ソウル=鈴木壮太郎】
韓国政府は6日、米韓自由貿易協定(FTA)締結による国内農業への影響を緩和するため、総合的な支援策を発表した。
来年から10年間で20兆4000億ウォン(約2兆5800億円)を投融資する財政支援と農家への所得補てん、農産物のブランド化推進が柱。
国産農産物の競争力を高め、輸入品の急増に耐えられる農業経営への転換を促す。
支援策では、専業農家と農業法人を農業の主な担い手として重点支援する方針を明確に打ち出した。
農業以外の所得が大半の兼業農家は対象から除外する。大規模経営による競争力の高い農業への転換を促す狙いで、
経営規模拡大を目指す農家には、農地取得に伴う税負担の減免措置も講じる。
投融資制度は後継者育成や設備の近代化、技術開発、海外市場開拓などに必要な資金を供給する。所得補てんも専業農家が対象。
災害や市況悪化などで年収が一定基準を下回った場合、差額の一部を補てんする。
専業農家の収入を安定させ、担い手を増やす狙いだ。2010年に試験導入し、12年から本格的に始める方針。(22:00)