07/11/04 17:09:05
(>>1のつづき)
◆速戦即決、様々な整形技術を開発
昼食時間を利用して二重まぶたの手術などを行ういわゆる「ランチ整形」は、世界中に前例のない整形
マーケティングだ。韓国人特有の速戦即決文化が生み出した作品だ。体の中にコラーゲン物質を注射し、
鼻も高くしてぺこりとへこんだ頬を満たす「フィラー(Filler)整形」や、いわゆる「ワンショット」整形技術が
発達したのも、外国人整形顧客を引き止めるのに大きな貢献をしている。
新羅コウンセサン(美しい世界の意)皮膚科のアン・ゴンヨン院長は「鼻や頬、くちびるなどに注射を一滴
入れるだけで顔の印象を変えることができるので、韓国に観光やビジネスに訪れてフィラー整形を受けて
帰る外国人も多い」と語る。
◆インターネットによる国際整形マーケティング
世界のあらゆる動画が集まるインターネットサイトの「ユーチューブ」には韓国の整形を取り扱うビデオが
数多くアップされ人気を集めている。韓国の整形患者の手術前後の写真を見たインターネットユーザーは、
「奇跡」だと賞賛し、一方で整形の乱用を警戒する意見もあるが、そのような中で結果的に「韓国=整形
大国」という認識が世界中に広まっている。
ソウル江南の整形外科や皮膚科は、中国語や英語のホームページを運営している。中国語を駆使する
診療アシスタントやコーディネーターを雇う病院も多い。外国からやって来る患者たちはインターネットを
通じてどこの病院はどんな手術が得意なのかなどを、すべて把握してから訪れると病院関係者たちは語る。
(さらにつづく)