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(ハンギョレ新聞)#1 先月15日、モンゴルに出張に行った会社員アン某さんは中国と接した地方に立
ち寄ってから首都であるウランバートルに帰って来る列車の中でモンゴル人たちから暴行を受けた。
食堂車で食事をしていると、モンゴル人三・四名がいきなり暴行をし、客車に帰ってからも別の現地
人たちに理由もなく殴られた。翌日の朝、列車がウランバートルに到着するまで恐怖に震えたアンさ
んは「二度とモンゴルへ行かない」と言った。
#2 モンゴルで事業を運営するオ某さんは今年6月夜おそく、タクシーに乗ったが、運転手が無茶な所
に車を止めた。そこでモンゴルの若者4人が「おじさん、お金ある?」と言う言葉とともにオさんをひ
どく殴ってモンゴルのお金20万トグリク(約17万ウォン)と1千ドル、携帯電話、時計などを奪った。
最近モンゴルで難にあう韓国人が増えている。現地貿易業者代表の某(52)さんは「‘ダヤルモンゴ
ル’‘フーホモンゴル’など極右団体ができて外国人たちに対する反感が大きくなっている」「特
に現金をたくさん持っている韓国人たちがよく被害を受ける」と述べた。彼は「現地に住む韓国人は
大部分、1・2回は脅迫や暴行を経験している」と付け加えた。
駐蒙韓国大使館は今年7月、現地韓人新聞に「モンゴル女性とつきあうと、過激な人々の攻撃対象にな
る可能性がある」「ひどくぼられて多少まずいことがあっても慈善費用が追加された、と思って絶対
抗議をしない」などの要請文を載せた。
現地では被害にあっても大使館が穏当な対処に止まっていることにも不満が大きくなっている。現地
で事業をする某(35)さんは「大使館の要請内容はむしろモンゴル人たちに‘韓国人にはむちゃしても
逆らわない’と言う考えを持たせる」と言った。ポータルサイトでモンゴル・カフェを運営するキム
某さんは「一同胞が日中に暴行にあって肋骨が折れる重傷で大使館に届けたのに‘どうして危ないの
に一人で歩いていたのか’という言葉だけ言われた」「以後、彼は自分を守るために鉄パイプをかば
んに入れている」と述べた。
匿名希望の一同胞は「大使館に暴行事件を届けても、以後の進行状況が分かりにくい」「大使館がモ
ンゴル政府に犯罪者の処罰を力強く要求すれば、韓国人が保護を受けられるだろう」と述べた。
ソース:ハンギョレ新聞(韓国語)モンゴルで韓国人相次いで逢変
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