07/11/03 14:21:04
中国・朝鮮族の人々は「コリアンドリーム」を胸に韓国にやって来る。しかし、夢をつかむために家庭内
で問題が起き、子どもたちに深刻な影響が出ている。親が韓国に向かった後、中国に残された子どもた
ちは学力低下のほか、異性交遊・非行などの誘惑に陥りやすいことが分かった。
こうした分析は中国・延辺大学のチェ・ミファ教授とキム・ソンファ上級研究員が2日、梨花女子大学で
開かれた「韓国女性研究院設立30周年記念国際学術大会」で発表した「在韓中国朝鮮族移住労働女
性子女の調査研究」という論文によるもの。二人は中国・延辺朝鮮族自治州の小中学生2505人に対す
るアンケートや、朝鮮族児童・生徒たちとの面接を行い、この論文を執筆した。
この論文によると、両親またはどちらか一人が韓国にいるケースは全調査対象の39%を占めた。
こうした家庭の子どもたちの1カ月の被服費は800‐1000人民元(約1万2000ー1万5000円)で、両親と同居
している朝鮮族の子どもたちの被服費より2倍高かった。
だが、情緒的には非常に不安定な状態だった。「韓国に行った親は子どもたちがねだることを全部して
やるため、子どもはお金を使うことだけに興味を持つ」(延吉市第13中学校教師)、「小学校6年生の女子
児童は、教師が恋愛について批判するのが嫌だと言って家出した」(延吉市シンフン小学校教師)と教師
たちは話す。
チェ教授は「特に深刻なのは小中学生の異性交遊問題」と言う。吉林新聞は先日、「コリアンドリームが
もたらした離婚率増加・親不在の家庭・お金がすべてという風潮が児童・生徒にとって早すぎる恋愛や性
行為を合理的な現象のように受け入れさせてしまう」と伝えた。
親とのコミュニケーションは1‐2週間に1回、国際電話をするのがせいぜい。キム・ソンファ研究員は「韓
国社会は、朝鮮族の女性や子どもたちがより活発にコミュニケーションできるよう、温かい目で見守り、
関心を持つ必要がある」と語った。
URLリンク(www.chosunonline.com)
国際結婚「韓国人、女性を商品のように扱う」…ベトナム
URLリンク(japanese.joins.com)