07/10/29 23:45:32
URLリンク(img.khan.co.kr)
このごろ日本で歌手‘東方神起’の人気が上がっている。‘東方神起’が8月に日本で販売した
‘SUMMER~Summer Dream/Song for you/Love in the Ice’という歌は日本のオリコンで8月1日と3日に
販売1位を記録した。アジアのグループ歌手としては初めてだ。そしてこの歌は8月の月間順位でも3位
を占めた。‘東方神起’は続いて‘SHINE/Rideon’というCDを販売する予定だ。(中略)
‘東方神起’の所属企業は‘avex’という会社だ。芸能人の所属企業としては規模も大きくて有名な
会社だ。朝日新聞の報道によれば「‘東方神起’を日本で成長させるための‘avex’方針は韓流とは
一線を画す」と明らかにした。‘avex’はその理由を「日本で長く活動するため」と説明する。(中
略)‘avex’が韓流と一線を画そうとする理由はなにか。正確に分からないが、おそらく‘avex’側
には‘韓流はブーム’という視点があるからだろう。そして筆者が見るもう一つの理由は、このごろ
日本で急速に浮び上がったるまた違う‘ブーム’と関連があるだろう。
‘嫌韓流’というマンガ本がある。この本は2005年7月に初出版された。後続編である‘嫌韓流2’が2
006年2月に出版され、2007年8月には‘嫌韓流3’が販売された。この本の題名は二つの解釈ができる。
第一は「韓流を嫌やがる(嫌・韓流)」という意味だ。そして二番目は「韓国を嫌やがる流れ(嫌韓・
流)」だ。この本が扱う主要内容は韓・日関係で争点になった問題(歴史認識問題、独島問題、韓国の
反日感情、在日韓国人たちに対する差別など)を日本の極右的な立場で説明するもの。例えば日帝時代、
日帝がインフラを整備して良いことをしたとか、在日韓国人が日本社会で特権的な地位を持っている
という内容が載っている。そして‘韓流’特に‘ヨンサマブーム’にも疑問を投げる。
日本の書店に行けば韓国や中国そして北朝鮮を嫌う人々が書いた本をよく見る。韓国を嫌う本の出た
こと自体は驚くべきことではない。しかし、このマンガ本は現在まで78万冊を超えるほど売れたし、
2006年ベストセラー本の一つだ。1990年代まで日本の立場では韓国や北朝鮮を考える時、歴史や政治
は切り離せなかった。
それほど韓・日や北・日は近くて、その近さから政治的な対立や葛藤が多かった。そしてまだ北・日
関係は政治的な対立や葛藤を乗り越えられない。日本の人々は北朝鮮の人々の文化に接しようとは思
わない。しかし、2000年代に入って始まった‘韓流’は日本の人々が政治や歴史を離れて韓国を考え
られるようにした初めての大きな流れだった。韓国の映画やドラマそして芸能人たちが政治や歴史を
乗り越えられる力を持っていたという話だ。
しかし今マンガ‘嫌韓流’が流行るのを見ても分かるように、韓国や北朝鮮に対する根深い蔑視感情、
嫌う感情がまだ日本社会には残っている。歴史と深い関係を持つこのような日本社会の雰囲気が‘韓
流’の成長に障害として作用するのが今の状況だ。‘韓流’が日本社会の中で持つ力はまだ大きい。
K-pop、韓国ドラマ、韓国映画が日本社会に根付いた。しかし、その根はまだ成長過程で、強い風が吹
けば倒れる可能性もある。‘韓流’の根が強くなるためにも、韓・日歴史葛藤を乗り越えられる方法
をもう一度深く考えてみなければならない時だ。
ソン・スンジェ〈在日コリアン青年聨合(KEY)共同代表〉
ソース:ニュースメーカー(韓国語)歌手‘東方神起’は韓流ではない?
URLリンク(newsmaker.khan.co.kr)