07/10/20 16:38:29
チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世が、
日本の仏教団体などの招きで来月14-23日の日程で来日することが20日、分かった。
チベット独立の精神的象徴でもある14世をめぐっては、
今月中旬のブッシュ米大統領との会談や米議会による勲章授与に対し、
中国が「粗暴な内政干渉」(外務省の劉建超報道局長)と反発、米中間の外交問題になった。
両国のあつれきは来日にも微妙な影響を与えそうだ。
14世の来日は昨年11月以来、ちょうど1年ぶり。日本滞在中は横浜市内などで講演活動を行う。
昨年は超党派の「チベット問題を考える議員連盟」代表である民主党の枝野幸男元政調会長と会談した。
14世の訪日に対して中国は従来、「分裂主義者に活動の場を与えている」などと拒否するよう求めている。
日本政府は「宗教活動だ」として基本的に受け入れているが、米国による厚遇の後だけに批判を強めそうだ。
(共同) 東京新聞
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