07/10/19 20:13:23
インターポール（国際刑事警察機構）が世界に公開手配していた児童に
対する性犯罪容疑者が、数日前まで韓国のある外国語学校で英語教師として
勤務していたことが分かった。
数年にわたりベトナムやカンボジアなどで少年たちに対して性犯罪を行い、
その写真200枚以上をインターネット上で公開していたこの容疑者は最近、
インターポールと韓国警察の追跡が厳しくなったことから、韓国を出国した。
韓国警察はこの容疑者が韓国国内で性犯罪を犯したのか調査している。
◆韓国で2カ月間英語教師として勤務
警察庁は16日、「インターポールが最近ベトナムやカンボジアなどでの
児童に対する性犯罪容疑で公開指名手配に踏み切ったのは、カナダ人の
クリストファー・ポール・ニール容疑者。ニール容疑者は今年8月からおよそ
2カ月間、光州市内のある外国語学校に勤務していた」と発表した。
警察庁は最近、インターポールから身分照会の要請があり、容疑者の
氏名などを知らされた。ニール容疑者は今月11日、仁川空港からタイの
バンコクに向け出国したことが確認された。
その後インターポールは15日、バンコク国際空港のカメラに写された
容疑者の顔をインターポールのホームページ（www.interpol.int）に公開した。
「ビコ（Vico）」と呼ばれていたこの容疑者は、2002年から04年にかけて
ベトナムやカンボジアの少年12人に対して性犯罪を行った写真200枚以上を
インターネットに掲載し、犯行の事実が広く知られるようになった。被害者の年齢は6歳から10代前半だった。
ニール容疑者はインターネットに写真を掲載する際、自らの顔は見えないようにしていた。
インターポールはこの見えない部分を解析し、顔のほとんどの部分を明らかに
することに成功した。今月8日にこの写真をインターネット上に公開して指名手配に乗り出し、
2日後には全世界から350件の情報が寄せられた。インターポールはこれらの情報から
容疑者の氏名と国籍、生年月日、パスポート番号、前職や現在の仕事などを割り出した。
（続きます）
画像：容疑者の動き
URLﾘﾝｸ(file.chosunonline.com)
ソース：朝鮮日報
URLﾘﾝｸ(www.chosunonline.com)