07/10/18 06:41:33
★ミズノとアシックス、ベトナムでスポーツシューズ本格生産─中国集中見直し
ミズノとアシックスはベトナムでスポーツシューズ生産を本格化する。現在は両社とも全体の8―9割を中国で
生産しているが、今後は段階的に比率を引き下げる。中国内では来年の北京五輪を控え人件費の上昇が
続いているほか、石油系原料を多く使うスポーツシューズ生産に対する環境規制も厳しくなる見通し。
両社ともベトナムに新たな拠点を築き、中国依存リスクを低減する。
ミズノはベトナムのホーチミン市郊外に協力工場を確保し、本格的な生産に乗り出した。同工場では縫製や
組み立て、検品作業など幅広い業務を担当し、2008年3月期中に現地で100万足を生産する。さらに来年にも
協力工場を1カ所増やすことを決めている。
同社は11年3月期のシューズの全販売数量を、今期見通しと比べ5割多い1500万足に引き上げる計画で、
このうちの3割弱に相当する400万足をベトナムで生産する。これに伴い中国での生産比率は7割程度に
減少する。「ベトナムは人件費が比較的安価なほか、インフラ整備も進み生産拠点として魅力が増している」
(同社)という。
アシックスはベトナムに2社ある協力工場に今期生産するシューズ全体(約3300万足)の2割分にあたる約600万足
を割り当てた。同社は2年前からベトナムでの生産に着手しており、来期は3割程度まで比率を高める。
(日経ネット 2007/10/18配信)
URLリンク(www.nikkei.co.jp)
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