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★五輪マラソンコース、大半は平坦…中国の「過去→未来」へ
【北京＝竹内誠一郎】２００８年北京五輪の男女マラソンコースの全容が明らかになった。
歴史的観光スポットを巡った後、北京、中国の今を象徴する地域を通る、「過去から未来へ」のテーマが
伺えるコースで、ほとんど平坦（へいたん）な道路が続くのが特徴だ。
コースはまず、天安門広場のスタート地点から南下し、世界遺産の「天壇公園」を通過。下町の「前門」を
通って天安門に戻り、西へ向かう。若者たちの繁華街「西単」を過ぎて北上し、「北京のシリコンバレー」と
呼ばれるハイテク産業地域「中関村」を通過、北京大、清華大の「大学地区」を回って東の国家体育場を
目指す。
上り下りがあるのは、レース後半での陸橋越えの地点のみで、ほとんどコースに高低差はない。ただ、
沿道の景観を重視してコースを選択したためか、小回りの直角のカーブも、２０か所以上に上った。
（2007年10月17日22時14分 読売新聞）
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