07/10/17 11:55:55
援助の「透明性」削除 中国、日本提案に猛反発
11月20日にシンガポールで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3
(日中韓)首脳会議の共同声明案に関する事前協議で、発展途上国への経済援助について
「透明性の原則」を盛り込んだ日本案に中国が猛反発、最終的に文言が削除されたことが16日、分かった。
日中関係筋が明らかにした。
提案は、中国がエネルギー資源獲得を目的にミャンマーの軍事政権など東南アジア、
アフリカ諸国で展開している「無原則な援助外交」(政府筋)をけん制する狙いがあった。
ミャンマー軍政による民主化運動弾圧に国際的な反発が強まる中、
中国は援助批判に神経をとがらせており、さや当てが激化しそうだ。
共同声明案には経済協力や貧困削減策、環境問題などの分野に関する行動指針を盛り込むこととしており、
各国間の事務レベル調整は8月から本格化した。
(共同)
東京新聞
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