07/10/16 15:19:13
大みそかの「Ｄｙｎａｍｉｔｅ！！」で全身にクリームを塗り、
無期限出場停止の処分を受けていた秋山成勲（フリー）が今月２８日のＨＥＲＯＳソウル大会で復帰する。
日本でやれば心ない野次も飛ぶだろうが、第２の故郷・韓国ならその可能性は少ない。
あったとしても、日本のそれよりは少ないだろう。
主催者も粋なはからいをしたものだ。
ただ、今回フェアな復帰戦をしたとしても、
日本での復帰戦となると聞くに耐えない野次は覚悟しなければならない。
「２ちゃんねる」を見ても分かる通り、
その他大勢の中に隠れて他人を非難することを趣味とする人間は少なくない。
しかし、秋山が第一人者を目指すのなら、その嵐は避けられない。
覚悟を決めてその嵐に飛び込み、みそぎとしてほしい。
話は古くなるが、江川卓投手が阪神をそでにして巨人入りし、
最初に甲子園で試合をする時のこと。
長嶋茂雄監督は試合前、あえて２人で右翼席スタンド前をランニングしたという。
聞くに耐えない野次の嵐だったそうだが、「これで阪神ファンも気がすんだだろう。
もう、これ以上の辛さはない」と江川投手を励ましたという。
どんなに強い嵐でも、辛いのは最初だけ。
反則のオンパレードで処分を受けた亀田親子とはケースが違う。
純粋にリングに打ち込めば、ファンも分かってくれる。最初の嵐を恐れてはならない。（格闘技ライター・樋口郁夫）
ソース 47news
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