07/10/15 17:25:48
1913年、現代韓国料理のパイオニア的存在であるパン・シンヨン氏が書いた『朝鮮料理製法』には、「タラチゲ(鍋)」
(4人分)の調味料として「コチュジャン(唐辛子味噌)大さじ1杯」とある。また、2001年に料理研究家キム・スクニョン氏
が書いた『600年ソウルの料理』に載っている「生ダラのスープ」ではコチュジャン大さじ1.5杯に唐辛子粉大さじ1杯とあり、
03年にチェ・シネ氏が書いた『韓国家庭料理』の「魚の辛味スープ」ではコチュジャンと唐辛子粉が各大さじ3杯となって
いる。つまり、唐辛子の量が80年間で6倍も増えたのだ。実際、ソウル市梨泰院のある魚鍋料理店では、唐辛子粉大
さじ5杯、コチュジャン大さじ1杯を入れるという。唐辛子粉の量が多いため「激辛度」はいっそう高まっている。
韓国食品研究院のク・ギョンヒョン博士のチームが今年初めに調査したところによると、この5年間で一般に売られてい
るキムチに含まれるカプサイシン(唐辛子の辛さの成分)は0.6‐0.8mgから2.0‐3.0mgへと2‐3倍になっており、この数年間
でキムチが辛くなっていることが分かった。保健福祉部の「国民健康栄養調査」によると、国民1人が1日に食べる唐辛子
(唐辛子粉含む)の量(摂取量)は98年の5.2グラムから05年には7.2グラムと約40%増えたという。
1人が1年間に唐辛子を消費する量は4キロで、世界最高レベルだ。辛い味が好きなことで知られるタイでも1日5グラム
前後。食品専門家たちは「韓国の歴史上、これほど辛い味が好まれたことはない」と口を揃えている。
ソース:朝鮮日報
URLリンク(www.chosunonline.com)
関連スレ
【韓国】韓国人はなぜ「激辛」を求めるのか ⇒ 「唐辛子中毒はニコチン中毒と原理が似ている」 [10/15]
スレリンク(news4plus板)