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【外信コラム】ソウルからヨボセヨ 嫌いだが学べ
産経新聞 05:35
最近、韓国のいくつかの新聞に日本に関する世論調査が出ていて、たとえば「好きな国・
嫌いな国」では日本が「嫌いな国」のトップになっていながら「お手本にすべき国」でも
トップという結果になっていた(9月22日付、中央日報)。実はこうした結果は
1970年代から続いている。この30年間、韓国も大いに変わったのだが、
なぜかこの「嫌いだが学べ」だけは変化がない。
「嫌い」というのは教育やマスコミ、政府の外交などが歴史をネタに繰り返し反日的な
“刷り込み”をやっているからそうだろう。しかし「学べ」の方は、韓国も経済的に
発展し、スポーツや文化を含めずいぶん自信と余裕ができているはずだから後退しても
いいはずなのに、そうなっていない。
このナゾ(?)についていろんな人に聞いてみたところ、観光をはじめ日本との往来が
増え、現実の日本を経験することで日本評価が韓国社会に広がっているためではないかと
いう。「歴史的反日」や「自信と余裕」にもかかわらず、現実の日本に接すると「学べ」を
実感するというわけだ。清潔、秩序、親切、礼儀、正確、安心そして安くなった物価…。
韓国では今、日本旅行ブームで、しかも中国旅行と違ってリピーターが増えているとか。
(黒田勝弘)
(産経iza) URLリンク(www.iza.ne.jp)