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★JR九州、韓国鉄道公社に駅ビル事業のノウハウ提供
JR九州は12日、韓国鉄道公社(韓国・大田市)に駅ビル事業のノウハウを提供する方針を明らかにした。
今月から、同公社職員1人を駅ビル事業の担当部署に受け入れており、1年間、事業運営のポイントを
学んでもらう。2年目以降も継続する方針。
JR九州は、物販店や飲食店などが入った長崎駅ビルと鹿児島中央駅ビルを成功させた実績があり、
駅ビル事業の利益などで鉄道部門の赤字を補っている。現在、2011年春に開業する新博多駅ビルへの
テナント誘致も進めている。一方、同公社では、鉄道事業の苦戦に加え、駅ビルもほとんど開発されて
いない。このため、「職員に駅ビル事業を学ばせたい」とJR九州に協力を要請した。
JR九州が受け入れたのは、同公社で不動産開発チームに在籍していた金東煥(キムドンファン)さん(38)で、
事業開発本部に配属した。金さんは「長崎や鹿児島中央の駅ビルを訪れ、韓国に成功したビジネスモデルを
持ち帰りたい」と話している。
JR九州は、同公社前身の韓国鉄道庁との間で、博多、釜山両駅の姉妹提携を結ぶなど交流を続けており、
02年1月には、協力関係構築の覚書も締結した。JR九州は1994年10月~06年11月に同公社から職員
3人を短期研修で受け入れている。
(読売/九州発 10月13日)
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