07/10/13 09:33:22
「ソウルエアショー2007」が16日か21日まで、京畿道城南市のソウル空港で開催される。
ソウルエアショーは国内の航空宇宙産業と防衛産業の育成のため、1996年に初めて開催され、
今年で6回目を迎える。回を重ねるごとに参加規模が拡大しており、アジア・太平洋地区では
最大規模の防衛産業展示会として定着している。
今回のエアショーには26カ国から航空宇宙・防衛関連企業225社が出展しており、先端航空機や
先端兵器などを披露する予定だ。米空軍のF15－C、F－16C戦闘機、アパッチヘリ（AH－64）、
韓国空軍のF－15K、KF－16戦闘機、韓国海軍の対潜哨戒機P－3C、次期歩兵戦闘装甲車、
K－9自走砲、K－21戦車なども参加する。トルコに55機が輸出された国産基本訓練機KT－1と
高等訓練機T－50も展示されるほか、海外輸出商談も行われる予定だ。
展示のほか、航空機のデモフライトやセミナー、イベントなども多彩に行われる。2日目の17日
には厳格な審査で民間から選ばれた「国民操縦士」4人がT－50、KT－1の後部座席に乗り込み
飛行を体験する。空軍と主催者側は、国産航空機に対する国民のプライドを高めるほか、
エアショーに参加する海外のバイヤーにも国産航空機の優秀性を示すための体験行事だと説明
している。
最終日の21日には空軍特殊飛行チームの「ブラックイーグルス」が最後のアクロバット飛行を
披露する。同チームは今回のエアショーを最後に一時解散すること決まっており、最終飛行は
金銀基（キム・ウンギ）空軍参謀総長がフライトリーダーとしてA－37に乗り込み、同型機6機を
率いてフライトに臨む。
開幕前日の15日にはソウル市内のホテルで米空軍次官補らが出席する中で航空宇宙力建設と
航空宇宙産業育成をテーマにした航空宇宙シンポジウムが開かれる。またエアショーに参加する
ドイツ、インドネシア、イラク、ノルウェー、シンガポール、タイの6カ国から空軍参謀総長が出席して
世界空軍参謀総長会議が開かれる。
▲Yahoo!ニュース/連合ニュース（日本語）2007/10/12 16:12
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