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米投資銀行大手ゴールドマン・サックスの会長を務めていた時代から中国通として知られるポールソン
米財務長官が、インドに「浮気」した。昨年7月に財務長官に就任して以降、人民元切り上げと金融市場の
開放拡大を最優先課題に掲げ、中国との対話に力を入れてきたが、満足のいく結果が得られなかったた
めだ。
9日付米ウォールストリート・ジャーナルによると、ポールソン財務長官が強い意欲を見せているのは、
世界最大の新興市場として浮上しているインド。29、30の両日に同国を訪問し、「米国インドCEO(最高経
営責任者)フォーラム」の主催で開かれる会議に出席し、インドが外資に対し、市場開放を継続するように
求め、米国企業のインドにおける事業拡大に乗り出す。
特に注目しているのは、毎年約9%の高度経済成長で急拡大するインドのインフラ市場だ。既に道路、
港湾、鉄道、空港など同国のインフラ投資規模は年間2800億ドル(約32兆8200億円)に達し、国内総生
産(GDP)の5%台を占める。インド政府は今後5年間でインフラ投資規模を同5000億ドル(約58兆6100億
円)に増やす方針だ。
ポールソン財務長官はインドのインフラ市場で米国の企業、金融機関が主導権を握り、一斉に進出する
ための足場を築きたい考えだ。今回の訪印にはアラン・ハバード経済政策担当大統領補佐官、リーマン・
ブラザーズのヘンリー投資担当社長、JPモルガン・チェースのアゼルビー・インフラ投資チーム長など米
政財界の実力者も同行する。
URLリンク(www.chosunonline.com)
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