07/10/08 09:09:00
盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が今月3日、南北首脳会談の席上で、
「退任後に北朝鮮を訪問するための乗車券がほしい」という趣旨の発言をしていたことが分かった。
盧大統領はこの日、午後に開かれた2回目の会談で、ほとんどの議題について合意した後、
「今回は十分に見て回ることができなかった。退任後に訪朝し、あちこち見て回りたい」と述べたとされ、
その中で「乗車券がほしい」という発言があったという話も出ている。
これに対し、金正日(キム・ジョンイル)総書記は「大歓迎だ。無料で招待したい」と答えたという。
青瓦台(大統領府)の千皓宣(チョン・ホソン)報道官は
「“乗車券がほしい”という表現を使ったかどうかは分からないが、
退任後に再び訪朝したいという趣旨を軽い言葉で伝えたものだ。
これに対して金総書記は、“誠意を込めてお迎えする”と答えた」と説明した。
一方、4日の昼食でデザートに出た「クロマメノキの実のアイスクリーム」も話題になった。
クロマメノキの真っ赤な実は、北朝鮮ではジャムや酒、ジュースなどに用いられている。
千報道官は「あんなに後味がさっぱりしたアイスクリームは初めて食べた」と感想を述べた。
昼食会場で複数の出席者が話題にするや、金総書記は世界屈指の食品会社の社長が訪朝した際に
会食の席で出た話に触れ、「その方が“海外での独占販売権を与えてほしい”と要望してきたが、
“われわれの食べる分も十分ではない”と返した」と語ったという。
辛貞録(シン・ジョンロク)記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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