07/10/04 14:35:57
4日付の韓国朝刊各紙は、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が韓国大統領として初めて3日夜に
平壌のメーデースタジアムで大規模マスゲーム「アリラン」公演を観賞したことを、写真付き
で一斉に批判的に報じた。
「観賞中に2回、起立拍手」(中央日報)、「拍手の際に故金日成(キム・イルソン)主席を
たたえる歌」(東亜日報)、「(公演で)故金主席の顔も出現」(朝鮮日報)―。盧大統領が
批判を浴びているのは、公演中に金日成主席を称賛する歌が流れた時や、カードセクション席に
「永遠なれ、金日成朝鮮よ」の文字が掲げられたり、金主席の肖像が登場した際に、盧大統領が
立ち上がって拍手を送ったためだ。大統領はほかにも、出演した子供たちが「将軍様、ありがとう
ございます」と金正日(キム・ジョンイル)総書記をたたえた場面でも起立して拍手した。
観覧に同席した金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長が立ち上がって拍手した
動きに、盧大統領も思わずつられて立ち上がってしまったとの指摘もある。だが、アリラン公演
をめぐっては訪朝前から、北朝鮮の体制宣伝物である公演の観覧を疑問視する意見が相次いで
いただけに、こうした懸念が的中する形となった。
4日付ソウル新聞は、盧大統領が拍手を送ったことが、北朝鮮を「反国家団体」と規定し、称賛・
鼓舞行為を禁じている国家保安法違反にあたるのではないかという論争を呼ぶ可能性があると指摘した。
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
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