07/10/04 08:27:31
★故障した原発を修理するロボット、韓国で開発
原子力発電所で燃料交換機器が故障した際、人間の手を借りずに故障を修理することができるロボット
「KAEROT‐m3」が韓国で初めて開発された。
「KAEROT‐m3」は原子力発電所だけではなく、危険な有害物質を取り扱う化学薬品製造工場などにおいて
も利用でき、海外への輸出も可能とみられている。これまでは故障が発生すると、放射能を避けて人間が
直接修理していたことから、修理に丸1日を要することもあった。原子力発電所の稼動を1日停止させれば
10億ウォン(約1億2800万円)の損失が発生する。
韓国原子力研究院は3日、チョン・スンホ博士(49)が月城原子力発電所の核燃料交換機が故障した際、
これを修理するロボット「KAEROT‐m3」を4年掛けて開発することに成功したと発表した。月城原電は濃縮
されていない天然ウランを使用することから、核燃料棒交換の頻度が高い。「KAEROT‐m3」は、核燃料
交換機が原電の燃料であるウランの交換を終えてから復帰できずに燃料棒に付いたままになっている場合、
これを分離する作業を行う。
チョン博士は「核燃料交換機は最大で9.5メートルの高さになるが、ロボットはその地点まで移動し、折りたたみ
式の脚立のようなアームを10メートルの高さにまで伸ばして作業を行う。内蔵されたコンピューターは、放射能
が強い場所でも耐えられるように設計されている」と説明した。
チョ・ホジン記者
(朝鮮日報 2007/10/04 07:47:49)
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