07/09/29 10:31:37
金曜日に北京の人気ナイトクラブ地区で、学生と観光客、カリブの外交官の子息を含む少なくとも20
人の黒人が逮捕された。いくつかのグループがドラッグの売買容疑でひどい暴行を受けた、と目撃者
が述べた。
北京在住のアフリカの海外居住者と目撃者は、この事件が中国における皮膚の黒い外国人に対する広
範な偏見を明らかにした、と主張している。
5人の目撃者によると、黒いジャンプスーツを着て、伝えられるところでは棒とスタンガンを装備した
警察チームは、真夜中ごろ人気の三里屯ナイトクラブ地区の通りに非常線を張り、黒人のほとんどを
同所に集めて男性の多くは暴行を受けた。この急襲は、満員のバーと近くのクラブの外で何百人もの
唖然とする国外居住者の目の前で起きた。この地域は、北京で増加している外国人コミュニティに人
気がある。
「その若者らが人を叩いているのを見た。そいつは何もしてなかった。反撃もしなかった。」と、北
京で働く白人の米国人である目撃者の1人が述べた。「私は、これほど残忍なのは見たことがない」と、
別の米国人が述べた。「血が、通りに落ちていた。彼らは、基本的に、見つけた黒人には手当たりし
だい暴行を加えていた。」昨日、北京警察は事件を肯定も否定もしなかった。
拘留者には、グレナダ大使の息子で22才のジョスリン・ホワイトマンが含まれていた。ある目撃者は、
警察がホワイトマン氏をつかまえて、繰り返し殴るのを見たと言った。ある見物人は「やめろ！彼は、
外交官だ！」と叫んだがやめなかった。サウス・チャイナ・モーニング・ポストによると、ホワイト
マン氏は、脳震盪により病院で一夜を明かした。「私は非常に怒っている」と、大使のホワイトマン
氏はポストに話した。「私の息子は理由もなく逮捕されて暴行された...私は当局と話してこの問題を
詳しく調べるつもりだ。」
発展途上国、特にアフリカに対する中国の投資は、中国への人の移動を促し、ますます多くのアフリ
カ人や他の黒人が勉強や仕事、語学研修のために移住している。しかし、多くのアフリカの移民は、
不法に中国に入り、麻薬の運び屋として働く。この仕事は非常にもうかるが、死刑になることもある。
北京でのアフリカ人のディーラーは、コカインからエクスタシーまで、広範囲にわたるドラッグを大
部分は国外在住者に提供している。三里屯はかつて、ディーラーの温床であったが、手入れによって
一掃されていた。それでも、今回の金曜日の夜のような規模と暴力で、目撃者によって「やりすぎ」
「無秩序だ」と言われることはなかった。「私は、（暴力の行使に）驚かなかった。」とある人は言
う。「私は、この種のことを前に見たことがあるが、他の外国人の前で外国人に対して起きるのを見
るのは初めてだ。」
今回の急襲は、来月開かれる共産党首脳の年次総会と2008年に都心で行われるオリンピックを前に、
北京をきれいにする努力の一部である。
（後略）
ソース：ガーディアン（英語）Beijing police round up and beat African expats
北京警察、アフリカ人国外居住者を捕らえて殴打
URLﾘﾝｸ(www.guardian.co.uk)
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