【朝日新聞社説】福田新内閣、日本政治の危機ではあるが外交を再構築するチャンスだ [09/28]at NEWS4PLUS
【朝日新聞社説】福田新内閣、日本政治の危機ではあるが外交を再構築するチャンスだ [09/28] - 暇つぶし2ch1:mckenzieφ ★
07/09/28 10:24:15 BE:319392746-2BP(3838)
福田新内閣にはどんな政策課題に取り組んでほしいと思うか。朝日新聞社の世論調査で、外交への
期待を答えた人が55%にのぼった。年金問題に次ぐ高さだ。

偏狭なナショナリズムをあおったり、理念が先走ったりする外交はもう結構。落ち着きを取り戻してほし
い。そんな気持ちも含まれているのではないか。

外国のメディアも「アジア隣国との良好な関係を望むハト派」(英フィナンシャル・タイムズ紙)などと分
析し、穏やかな協調路線への期待を見せている。

外交は、福田首相がかねて関心を寄せてきた得意分野だ。1日の所信表明演説では、世界に向けて
新しい日本の外交を語ってもらいたい。

まずは「歴史」をめぐる外交摩擦に、明確に終止符を打つべきだ。

小泉元首相はA級戦犯が合祀(ごうし)されている靖国神社に参拝を繰り返した。一方、かつて慰安婦
問題についての政府見解を批判してきた安倍前首相は、不用意な発言で国際社会の批判を浴びた。
米下院が謝罪要求決議をつきつけるまでに至ってしまった。

戦後日本は植民地支配と侵略戦争の過去を反省し、民主主義国としての今日の地位を築いた。その
歩みについて疑念を抱かせるような言動を、国のトップである首相がするような時代が続いたのだ。

福田首相は所信表明で、こうした疑念を一掃するような歴史認識をはっきり語ってはどうだろうか。

そのうえで、日米関係を基軸としつつ、アジアにも配慮したバランスのとれた外交を組み立てると表明す
れば、世界は安心するに違いない。

小泉政権は、対米一辺倒と言われるまでに日米同盟にのめり込んだ。その背景のひとつには、核やミ
サイルを開発する北朝鮮の脅威があった。

米国との同盟を強め、安定させなければならない。世論の反対を押し切ってイラクに自衛隊を派遣した
のも、そうした配慮があったのは間違いないだろう。

その肝心の北朝鮮政策で、米国は対話重視にかじを切り、強硬一本やりできた安倍時代の日本との間
にすきま風が吹いている。ここの食い違いは早く修正しておかないと、日米関係がぎくしゃくしたものにな
る恐れがある。

首相は対話の重要性を主張してきた。拉致問題は大切だが、核やミサイルの脅威が除けるのなら、日
本も真剣にその可能性を追求すべきだ。訪米することになれば、そうした姿勢を明確にして北朝鮮への
共同歩調を固め直すことだ。

中国へも早い時期に訪問するのがよい。流血の事態になっているミャンマー情勢でともに影響力を発揮
するよう求めるなど、二国間だけでなくアジア地域をにらんだ協調関係に広げていってもらいたい。

前首相の突然の辞任による政権交代は日本政治の危機ではあるが、外交を再構築するチャンスでもある。


ソース:9月28日付朝日新聞社説
URLリンク(www.asahi.com)


すみません。ニュー速よりいいスレタイは思いつけませんでした。
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