07/09/24 22:00:31
【ワシントン=宮崎健雄】
米誌ニューズウィーク(電子版)は23日、信頼できるイスラエル当局筋の話として、
イランが核開発をやめなければ、イスラエルが来年、イランの核施設を攻撃する可能性があると報じた。
当局筋は同誌(24日発売)に対し、
「2007年は外交努力でイランが(ウラン濃縮を)止めるかどうかを決断する年になる。
今年末までに実を結ばなければ、08年は行動を起こす年になる」と指摘。
同誌は、イラン政府が制裁措置に屈してウラン濃縮を止めるか、イスラエル軍を相手にするかは、
今後3か月が決め手となるとした。また、イスラエルが今月、シリアで行った空爆は、
北朝鮮がシリア経由でイランに移送中の軍事物資が標的だったとする欧州安全保障筋の見方も紹介した。
ただ、イラン攻撃について、米国内では反対意見が大勢だという。
イランが核爆弾を保有するのは早くても10年~15年になるとみられ、
イラクなどに大部隊を展開させている国防総省は戦線の拡大を嫌っているとしている。
(2007年9月24日21時31分 読売新聞)
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