07/09/27 19:17:50 +Vxvijrx
禹 範坤(ウ・ボングン(ポムゴン)、???、1955年2月24日-1982年4月27日)は、
1982年4月26日から翌日にかけて、韓国南部の慶尚南道宣寧郡で57人
(55人、56人、61人などの説もある)を殺害、35人に重軽傷を負わせた
事件を起こした犯罪者である。
この事件は、単独犯による短時間の大量殺人としては、2006年6月現在で
世界最悪の事件と言われている。
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背景
禹はもともとソウル市内で勤務する警察官であったが、慶尚南道宣寧郡という
田舎町に左遷されていた。さらに、2ヶ月ほど女性と同棲していたが、結婚資金が
貯められないために結婚式を挙げることができず、それも理由となって鬱屈していた。
事件
1982年4月26日、同棲していた女性が禹の胸に止まったハエをとるために叩いた
ことがきっかけとなって口論になり、怒った禹は警察の武器庫に入り込んでウイス
キーを飲み、泥酔状態となった。武器庫からカービン銃2丁と手榴弾8発を持ち出した
禹は、手始めに電話局に押し入って交換手3人を射殺し、外部との連絡を取れない
ようにした。その上で5つの村の家々を回り、人々をカービン銃で射殺したり、家に
手榴弾を投げ込んで皆殺しにするなどした。
禹は8時間ほど殺戮を続けたが、武装警察隊によって山に追い込まれた。日付が変
わって4月27日未明、逃げられないと悟った禹は、残りの手榴弾2発の安全ピンを抜
くと、最後の犠牲者となった人質3名を抱きかかえて自爆した。
URLリンク(ja.wikipedia.org)禹範坤