07/09/21 20:08:15
人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(本部ニューヨーク)は20日、中国甘粛省甘南
チベット族自治州の中学校の男子生徒がチベットの独立などを求める落書きをしたとして
警察当局に拘束されたと発表した。9月上旬、村の警察施設の壁にチベット仏教の
最高指導者ダライ・ラマ14世の帰還やチベットの自由を求める落書きをしたとして
約40人が拘束され、数日内に7人を除き釈放されたという。
拘束されたままの7人は14~15歳。1人は暴行を受けて負傷したが、
親族による治療の訴えが聞き入れられず、7人とも別の町の施設に移送され、所在が不明という。
同団体のアダムズ・アジア部長は「政治犯罪者として子供を拘束し、暴力を振るう
行為は、チベットの状況がほとんど改善されていないことの証明だ」と批判。7人の解放を求めている。
ソース:朝日新聞
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