07/09/22 11:42:10 NPbaLykP
日テレ ニュースZEROで活躍中の七尾藍佳さんのブログ
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総裁候補の討論を見ていると、福田さんは一応、「議論」をしようとしている。
つまり「コミュニケーション」を取ろうとしているんですね。
小泉改革の「影」が安倍政権で噴出したと言われるけれど、でも小泉さんのときも、安倍政権の当初もそうだけど
「紋切り型」の政治スローガンにいろんな問題点が吹き飛ばされちゃっていただけですよね。
つまり、そこには「コミュニケーション」が無かった。国会での答弁が、何にも「答え」てはいなかったことを
みんなよくわかっているはずだと思う。ただ、厄介なのは討論するべき人同士が、その上に拠って立っている
「世界観」というか、基礎的知識がま~ったくズレていると、コミュニケーションはどんどん難しくなってくる。
福田氏が「アジア諸国の声にももっと耳を傾けるべきだ」
と言うと、麻生氏に言わせるとそれは
「自虐史観に基づいている」
ということになる。「それでは日本人は誇りを持てない」。ということになる。
でも福田氏からすると、
「はて?」「私が言ったことがどこが<日本人であることに誇りを持ってない>ことになるのかしらむ?」
ということになる。
「きちんと歴史も背負って、その責任を負いながら堂々とかつて植民地化された諸国と向き合うこと、それこそが本当の誇りではないか」
という福田氏の言っていることは、麻生氏のような「新しい歴史教科書を作る会」的な歴史観の人にはまるで宇宙人の言っていることのように聞こえるのでしょう。
討論を見ていると、「あ~あ…(;^_^A」って感じですよね。