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日本や兵庫の文化をフランスに伝える「日本文化教師」として、三木市の韓国人女性が18日、
フランスに向けて出発した。兵庫県国際交流協会(神戸市)が1991年から続ける事業で今回
で24人目だが、外国籍を持つ人は初めて。日仏交流を進める県の民間大使となる女性は「日
本とフランス、そして韓国の懸け橋になりたい」と張り切っている。(長尾亮太)
三木市緑が丘町西、金盛美和さん(25)で、韓国籍の在日韓国人三世。地元の小中高校に通
った後、関西外国語大学(大阪府枚方市)に進学した。
大学二年生のとき、第二外国語に仏語を選び、美しい言葉の響きに魅せられた。留学や語学学
校でも仏語を学んだ。卒業後は京都市内の商社に就職。出張で渡仏する機会が多く、そのたび
に日本や兵庫、三木について質問され、交流に一役買いたいと思うようになった。
今年四月、偶然見た同協会のホームページで日本文化教師を知った。仏語の筆記、口頭試験、
日本語による面接を経て五月末、十人の中からただ一人、選ばれた。
同教師はセーヌ・エ・マルヌ県の県庁を拠点に、日仏の企業間の通訳や、大学で日本語を学ぶ
学生を助ける。
金盛さんは、兵庫県に関する知識を蓄えるため、県内を旅行したり、県からレクチャーを受けたり
した。
同協会は「金盛さんは日本や兵庫の文化についてさまざまな視点を持っている」と現地での活躍
に期待。金盛さんは「在日韓国人ということで、自分の住む兵庫や日本について深く考えた。兵庫
や三木の魅力をフランスの人たちに伝えるとともに、フランスから日本や韓国を見つめ直したい」
と話している。
任期は来年六月までで、活動はブログにつづる予定。ブログは、URLリンク(mihwafrance-japon.cocolog-nifty.com)
ソース:神戸新聞
URLリンク(www.kobe-np.co.jp)