07/09/16 23:27:47
中国政府は近く発表する外交白書(2007年版)で、自国の東シナ海の海洋権益について、
日本近海まで大きく張り出した大陸棚全域に及ぶとの立場を強調することが分かった。新華社電(電子版)などが16日、伝えた。
日中両首脳は東シナ海ガス田開発問題に関する解決策の取りまとめ期限を「今年秋」としているが、
中国は白書を通じてこれまでの原則的立場を見直す考えがないことを内外にアピールする狙いがあるとみられる。
21日に北京で開かれる予定の日中政府間協議で、解決への糸口が見つかるかどうかは微妙な情勢だ。
白書は、中国がガス田開発をめぐる日中協議で、大陸棚が大陸国の陸地の自然な延長とする「大陸棚自然延長論」に基づき処理すべきだと主張したことを紹介。
自然延長論に従うと、中国の海洋権益は沖縄近海の沖縄トラフ(海溝)まで及ぶことになる。
ソース:共同
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