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金正日委員長が工場現地指導を増やした理由は?
北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長が8月の1カ月間に14カ所の工場を訪問し、
関心を集めている。 軍部隊訪問(6回)に比べてはるかに多い。
金委員長は昨年まで真夏の8月にはアリラン公演観覧(02年)または軍部隊訪問以外の特別な
公開活動をしなかった。 01年には24日間もロシアを訪問した。 8月は金委員長にとっても
休暇シーズンだったようだ。
北朝鮮の専門家らは9日、「先月22回の公開活動のうち、2日間に一回のペースで産業施設を
訪れたのは異例」と述べた。 国防分野が現地指導回数の半分以上を占めた過去とは異なるということだ。
金委員長が8月中に訪問した羅南炭鉱機械連合企業所、金策製鉄所、城津製鋼所、興南肥料工場は
主要産業施設。
訪問時点が14日以前に集中している点も注目される。 専門家らは「こうした動向は南北首脳会談と
直接・間接的に関係がある」と分析した。 金錬鉄(キム・ヨンチョル)高麗(コリョ)大研究教授は
「金委員長が視察したところは北朝鮮の代表産業施設だが、施設が老朽化し、南側と国際社会の支援が
切実な工場」とし「首脳会談で経済協力案について議論することにしただけに、現場感覚を高めようとする
準備レベルである可能性が高い」と分析した。
これらの地域は平壌(ピョンヤン)から離れており、開放を通した外資誘致を念頭に置いているという
指摘もある。 政府当局者は「首脳会談ではいかなる形であれ、これに関する言及があるだろう」と語った。
チョン・ヨンス記者
中央日報 2007.09.10 16:06:34
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