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救急車、先進国より５分遅い
発信： 2007/09/10 10:29:20
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「世界救急日」にあわせて上海市内の緊急自動車、いわいる救急車の出動状況を調べた報告がまとめられた。
その報告によると上海では「１２０」（日本の １１９）で救急車の要請を受けてから現場に到着するまでの平均が
１１分かかるという。
これは先進国に比べて５分遅い。この結果について上海市緊急センター の主任によると救急車が渋滞に巻き込まれ、
尚且つ他の車が救急車に道を譲る事が希なために緊急車両の到着が遅れるという。
確かに上海市内ではサイレンを鳴らして虚しく先に進まない救急車をよく見かける。
また救急車の後ろにちゃっかり付いて抜け目なく先に進むドライバーも少なくない。
中国では救急車に限らず警察の車や軍隊の車がどう見ても公用でなく、例えば助手席に彼女を乗せて
いるような場面でもサイレンを鳴らして走っている 例もあることから、一般ドライバーもサイレンを鳴らす緊急車両に対して
道を譲るという行為が浸透しにくいという事情もあるようだ。
(吉）