07/09/09 19:32:56
警察庁が世界自殺予防デー(10日)を控え国会保健福祉委員会に提出
した2002年から2006年までの自殺統計資料によると、昨年の自殺者数は
1万2968人で、1日当たり35.5人が自ら命を絶っていた。
地域別では京畿道地域が全体の20.0%と最も多く、次いでソウルが
16.9%、忠清南道が10.1%などとなった。過去5年間の自殺者の性別
は男性が70%と圧倒的に多いが、女性の割合も年を追うごとに拡大して
いる。
過去5年間の自殺の動機は、えん世・悲観が44.9%が最多で、病苦が
23.5%、痴情・失恋が9.0%、家庭不和が6.5%、精神異常が6.2%、
貧困が4.8%、事業失敗が3.2%などだった。
一方、統計庁の調べによると、2005年の死亡原因統計資料で5歳以上
の人口のうち、自殺による死亡者数は1万2047人となり、自殺死亡率は
10万人当たり26.1人となった。経済協力開発機構(OECD)加盟国の
過去20年の推移をみると、最も早い速度で自殺が増加している。
自殺による死亡者は、がん、脳血管疾患、心臓疾患についで4番目に
多く、20~30代の死亡原因ではトップとなっている。
保健福祉部は急速な自殺増加に歯止めをかけるため、自殺予防5カ年
総合対策をまとめ推進している。政府は自殺が個人や家庭の問題では
なく、社会的な問題と認識し、宗教界や学会、市民団体などが手を組んで
自殺予防相談などを進めていく考えだ。韓国自殺予防協会と保健福祉部は、
10日の「自殺予防デー」に記念式を開催する。
ソース(Yahoo!・聯合ニュース)
URLリンク(rd.yahoo.co.jp)