07/09/09 03:07:33 PY+et4AR
>>650
「ん……っ」
思わず漏らしてしまった声に、未沙乃は口をつぐんだ。甘い微電流が、神経を駆けたのだ。
目をやると、汗を吸った淡いブルーの薄布が、その存在を主張し始めたばかりの膨らみにぴったりと張り付き、わずかに色づいた小さな乳首の形までもがすっかり透けていた。
もう一度、恐る恐る、なだらかな裾野から頂へと撫で上げてみる。
今度は声を上げずにすんだ。しかし、我慢した弾みにまた内腿をよじり合わせてしまい、幼い肢体はさっきを上回るパルスを感じ取った。
指の腹で、乳首を中心に円を描いて擽(くすぐ)ってみる。ぴりぴりと小刻みな切ない疼(うず)きが生まれ、その部分がはっきりと硬く突き勃ってくるのがわかる。
―ママも、こんなふうに―
乳首をつままれ、甘い声を上げて身をよじる母の姿が、少女の中でリピート再生された。
覚えがある。浴室で、未熟な胸の膨らみにシャワーを集中したときに感じた、肉体の芯がぼーっとしてくるような感覚。そしてもう一カ所、より敏感な部分があるのを少女は知っていた。
膝を交差させるように、意識的に内腿をギュッとこすり合わせてみる。スリットの奥が熱い。湿っているのがわかる。