07/09/08 10:23:20
斗山(トゥサン)重工業の朴容晟(パク・ヨンソン)会長(写真)が7日、
国際柔道連盟(IJF)会長職を電撃辞任した。朴会長は国際オリンピック委員会(IOC)委員でもある。
IJF会長秘書室は、「朴容晟・斗山重工業取締役会議長がIJF会長を自ら辞任し、
グループの経営にのみ専念することを決めた」と伝えた。
これで、2002年にIJF会長としてIOC委員に選出された朴会長は
「国際連盟職を務めてこそIOC委員職を維持できる」という規定に基づき、IOC委員職も失うことになった。
これによって、韓国のIOC委員は李健煕(イ・ゴンヒ)三星(サムスン)グループ会長だけとなり、
スポーツ界での韓国の外交力が大きく弱まりそうだ。
朴会長は1995年にIJF会長に選出された後、3回連続選出され、任期は09年までだった。
その朴会長がIJF会長職を自ら退いたのは、IJF加盟諸国197ヵ国のうち50ヵ国が加盟している
欧州柔道連盟(EJU)のメンバー国が朴会長の長期執権に大きな不満を示したためとされている。
柔道界は、朴会長の突然の辞任が韓国国家代表チームに大きな影響を与えないものと見ている。
安柄根(アン・ビョングン)柔道男子代表チーム監督は「IJFは審判委員長の影響力が大きことから、
これまでも韓国の選手らに会長国の利点が働いたケースはなかった」と述べた。
半面、大韓体育会は朴会長の辞任に当惑する雰囲気だ。
ぺク・ソンミン国際協力部長は、
「朴会長は2014年・平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックの招致に全力を尽くしたが、失敗に終わったし、
柔道界も分裂している状況下で決断を下したもようだ。
北京オリンピックで、韓国に不利益があることを懸念した部分もあるだろう」と語った。
ソース 東亜日報
URLリンク(japan.donga.com)
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