07/09/07 16:49:38
「北朝鮮では自分や家族の命よりも金正日(キム・ジョンイル)の肖像画を守ることが重要だ」。
集中豪雨による被害が発生した先月、北朝鮮住民は家が流される中でも家族より故金日成
(キム・イルソン)主席と金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の肖像画を先に守ったと、北朝鮮
メディアが7日宣伝した。
朝鮮中央通信は、「例年にない集中豪雨と土砂崩れで人的・.物質的に大きな被害が生じたが、
被災者らは家庭よりも首領、領導者の擁護を優先した」とし「被害地域では土砂に埋もれた
人たちが発見されたが、みんなの懐から出てきたものは、水が染み込まないようにビニールで
包んだ肖像画だった」と宣伝した。
通信は「平康郡(ピョンガングン)チョンドン協同農場のチャ・ヒャンミさんは、周囲の人々が差し
伸べた救援の手に、自分の手ではなく肖像画を差し出し、結局命を失った」とし、「同じ農場の
パク・ジョンリョルさんも妻と子どもを土砂崩れで失いながらも、肖像画を先に守った」と伝えた。
中央通信はこうした事例を高く評価し、「今日の自分の存在も、尊厳・幸福も、首領決死擁護の
道から見いだす朝鮮人民の人生観」と主張した。
URLリンク(japanese.joins.com)