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「同姓同名」に感謝!女学生宿舎で生活
2007年09月01日16時20分
URLリンク(news.livedoor.com)
新華社江西:現在、中国では「同姓同名者の増加」という問題が社会の注目を集めている。
公安部門の示したデータによると、中国で最も多い名前は「張偉」で、国内に29万607人もいる。
2番目に多いのが「王偉」で、その数は28万1568人だ。
そして同姓同名者が多いことによる問題は、戸籍管理、郵便・通信、銀行預金、医療保険など
さまざまな分野においてみられるようになっている。一部では、「中国では名前が災いを呼ぶ」
とまでいわれているような状況だ。
数年前、全国の注目を集める事件が起こった。それは、江西省南昌市の「劉祖強」という名前の
タクシー運転手が、ある犯罪容疑者と同姓同名だったために2回も警察に逮捕されてしまった、
という事件だ。
この運転手はその後、タクシー運転手の職を捨ててそれまで暮らしていた地元を離れてしまった。
また南昌市のある貿易会社に勤める「熊偉」さんは、会社に同姓同名の同僚がいることから
しばしば給料を間違って支給され、いさかいを起こしたこともあるという。
しかし、同姓同名者がいたことでうれしい(?)思いをした人もいる。
それは同じく南昌市に住む「劉芳」という名前の男性。中国では中学、高校や大学に入学すると
学校内の宿舎に寄宿するケースが多いが、彼はなんと、中学、高校、大学入学時においていつも
名前から女性だと判断され、女学生宿舎に入れられてしまったというのだ。
公安部門の統計によると、現在中国には約4100種類の姓がある。最も多い姓の上位3種類は
「李」「王」「張」で、全国総人口に占める割合はそれぞれ7.4%、7.2%、6.8%。
これらの姓を持つ人を合わせると、その数は1億人近くにも上るという。
これに加え、中国では漢字1文字だけの名前も多い。
そのため、中国では全国的に同姓同名の人が増えているという。
【翻訳編集:JCBB(K.K)/ G-SEARCH】