07/09/01 09:24:46
岡山地裁は31日、海産加工物を製造する岡山市内の食品会社「中国食品工業」に対し、破産手続き
の開始を決定した。同社の名前入りの商品をスーパーの店頭などで見た消費者から「中国産の食品を扱って
いいのか」と抗議の電話を受けるなどして取引が減少、破産に追い込まれた。負債総額は8億7500万円。
中国食品工業が扱うものの6割前後は中国産以外で、中国産は約4割。主力商品はイカの加工品「うまいか」。
週刊誌に「中国産食品」ではなく「中国食品」が危険という特集記事が載って以降、抗議や問い合わせが増え、
取引先からも「社名を変えないと取引を打ち切る」と迫られた。会社側は「単なるとばっちりと見ていたが、甘かった」
と話している。同社は1948年創業。社名の中国は「中国地方」を意味する。最近の年間売上高は約10億円。
ソース:スポニチ
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