07/08/31 14:18:26
【ワシントン=山本秀也】
米紙ウォールストリート・ジャーナルは28日、ニューヨークの有力な中国系ビジネスマンが、
別の中国系家族を通じて、民主党の大統領候補指名をめざす
ヒラリー・クリントン上院議員の陣営に迂回(うかい)献金した疑惑を伝えた。
個人献金の上限規定を回避した可能性が浮上しているが、
関係者は不正な資金の流れを強く否定している。
同紙がクリントン陣営の資金状況を調査したところ、
年収4万9000ドルの郵便局員を筆頭とするカリフォルニア州の中国系の家族6人が、
次期大統領選の個人献金の上限に近い4万5000ドルを同陣営に送ったことが判明。
同家の息子が、ニューヨークの中国系ビジネスマン、ノーマン・シュー氏の名を挙げ、
献金を勧められたことを同紙に認めた。
シュー氏はこれまで、クリントン陣営の資金集めに積極的に協力したことで知られる。
同氏も「知人や仲間に自身の財布から献金を勧めたことはある」と同紙に答えたが、
核心である資金提供については、中国系家族の息子が
「投資が当たったので自分で献金しただけだ」と否定した。
この家族は米国に定住後、「支持政党なし」の状態が長く続いたが、
04年の大統領選で民主党のケリー候補に献金を開始。
05年以降の累計で計20万ドルを同党に献金していた。
ソース 産経新聞
URLリンク(www.sankei.co.jp)