07/08/26 21:21:33
北朝鮮のエネルギー難を解消しながら南韓は温室ガス義務減縮国への指定に早期対応する
ことができるウィンウィン(win-win)戦略が出た。
三星経済研究所が26日発表した「バイオガスと南北韓新エネルギー協力」報告書は「南と
北が一緒に畜産糞尿を利用したバイオガス発電施設建設プロジェクトを推進しよう」と提
案した。
イ・ハンフィ三星経済研究所首席研究員は同報告書で「バイオガス発電施設の共同建設で
韓国は温室ガス減少のブレークスルーを用意し、北朝鮮は生活エネルギーを得ることがで
きる」と主張した。彼は「2002年京都議定書を批准した韓国は、2013年以後温室ガス義務
減縮対象国に指定される可能性が高い。義務減縮国は非義務減縮対象国、すなわち開発途
上国で温室ガス減縮事業を起こしたり発展途上国の温室ガス減縮実積を購買しなければな
らない」と説明した。
温室ガス減縮事業であるバイオガス電力施設を通じればブタ千匹の糞尿で14個の常用ヒー
ターを可動させることができる電力(一日267kWh)を生産することができる。北朝鮮では現
在320余万匹の豚を飼っていることが分かっている。単純計算で、常用ヒーター4万4800個
を回すことができるわけだ。イ研究員は「家畜糞尿を保存した後、醗酵させて出るガス炉
の電力を生産するバイオガス電力生産は2004年から世銀が中国、ベトナム、タイで施行し
てもう効果が検証されている」と明らかにした。
一方、発電施設建設資金には地球環境ファシリティ(GEF)の環境プロジェクト基金が提案さ
れた。韓国と北朝鮮が1994年に加入したGEFは気候変化防止、生物多様性保存、オゾン層保
存など環境保存プロジェクトを支援している。
ソース:Money Today(韓国語)北糞尿で発電、南温室ガス減縮'ウィンウィン'
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