07/08/24 00:28:43
★ソウル便継続へ両県協力
山陰唯一の国際定期航空路の米子－ソウル便について韓国・アシアナ航空が搭乗率低下を理由に
十月末で運休する方針を示した問題で、鳥取県の平井伸治知事と島根県の溝口善兵衛知事は
二十三日、運航存続に向けた対応を電話で会談。二十八日にソウル市である姜柱安同航空社長と
平井知事との運行継続交渉に、島根県の担当部長を同行させるなど、両県一体で交渉に臨むことで
一致した。
交渉には米子市の野坂康夫、境港市の中村勝治両市長も同行。さらに中海市長会の会長を務める
松江市の松浦正敬市長も利用促進で連携する考えを明らかにしており、中海圏域の自治体も連携
して運航を強く求めていく。
電話での会談で溝口知事は平井知事に対して「島根県としても働きかけをしたい」として、山根泉
商工労働部長の派遣を提案。平井知事も「ありがたい」と応じた、という。
同航空との交渉に向け、平井知事は現在策定中の一般会計九月補正予算案で運航支援の拡大を
検討する考えを、二十三日の会見で示した。現在継続している運航支援費七千万円のほか、新たに
米子空港に着いた韓国側旅行団が利用する貸し切りバスへの利用費助成などについて、今後の
協議で詰めていく。
平井知事はこのほか、鳥取市の竹内功、倉吉市の長谷川稔、両市長や県町村会長の榎本武利
岩美町長とも電話で会談。搭乗率アップへ向けた努力を進めることで合意した。
(山陰中央新聞 '07/08/24)
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