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<北京五輪>世界保健機関が警鐘、大気汚染で観客が危険に!BBCが報道―北京市
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2007年8月19日。イギリスのテレビ局BBCが制作した番組の中で、世界保健機関(WHO)の専門家は、
北京市の大気汚染は程度が非常に深刻なため、五輪観客が短期間北京市に滞在するだけでも健康に
影響が出る可能性がある、と警告した。
世界で大気汚染が最も深刻な20都市のうち、16は中国の都市である。BBCの番組中でこの専門家は、
喘息、心臓病の病歴を持つ人で北京五輪観戦を計画している人は、空気中の微小な粉塵で病気が
再発する可能性が高いため十分に注意する必要があると語った。
また、五輪参加予定のいくつかの国の選手団は、選手たちが汚染された空気にさらされる時間が
できるだけ短くてすむよう、北京入りを予定より遅らせたい意向をすでに明らかにしているとも話した。
北京市は五輪開催に向け、排気ガスを減らすため市内の交通を規制し、工場を市外に移動させるなど、
問題解決のため多額の費用の伴う計画を実行してきた。しかし、仮に北京市内の排気ガスを
減少させることに成功したとしても、近隣の都市の汚染された空気が引き続き市内に影響を及ぼすことが
確実である。このため、WHOの専門家らは、残された12か月の間に北京市の空気の質を劇的に
回復させることは難しいであろうという見方を示している。(翻訳・編集/BA)