07/08/17 00:58:22 NJJRKuir
>>174
こんなのもある。
申維翰『海游録 朝鮮通信使の日本紀行』(東洋文庫252・平凡社)
江戸時代の1719年(享保4年)に第9次朝鮮通信使として来日した申維翰が書いた記録(原文は漢文)。
「女性の容貌は、多くの場合、なまめかくしくて麗しい。
脂粉を施さなくても、たいてい肌がきめこまかくて白い。
その脂粉を施して化粧した者でも、肌が軟らかくしてつやつやしく、
生来のものの如くに自然である。
すなわち、眉を画き、顔をいろどり、黒髪、花簪に五色紋の綿衣を着け、
帯をもって腰を束ね、扇をいだいて立つと、これを望めば人の形のようでない。
髻には冬柏油や香膏の諸物を用い、髪は漆の如くに光沢がある。」