07/08/14 18:06:05
かつて「コリアン特急」といわれていた朴賛浩(パク・チャノ)=ヒューストン・アストロズ傘下3A=が、
再起をかけマイナーリーグで汗を流している。朴賛浩がマイナー降格にもかかわらず、なおも米国で
のプレーにこだわる理由はいろいろあるはずだ。ただ朴賛浩にとってどうしても返上しなければなら
ない汚名がある。「年俸泥棒」という汚名だ。
米マスコミは、自由契約選手(FA)の投手のうちで年俸に比べ活躍が芳しくない時、必ずといって
いいほど朴賛浩を例に挙げ比較する。
こうした中、サンフランシスコ・ジャイアンツのバリー・ジト投手に対する評価の際に、またしても
朴賛浩の名が取り上げられた。
サンフランシスコの地元紙「サンノゼ・マーキュリー」は14日(以下韓国時間)、前日に登板したジトに
ついて「最悪の契約者」と評した。ジトは今季、ジャイアンツと7年間で1億2600万ドル(約148億円)の
契約を結んだ。
しかし現在まで8勝11敗、防御率5.12の成績に終わっている。地元ファンからもブーイングされる始末だ。
また同紙はその際、ダレン・ドライフォート(5年5500万ドル〈約64億8000万円〉)、マイク・ハンプトン
(8年1億2100万ドル〈約142億円〉)、朴賛浩(5年6500万ドル〈約76億6000万円〉)などを代表的な「年俸泥棒」
として例に挙げた。特に朴賛浩の場合、「お払い箱の朴」というニックネームまで付けられたと紹介した。
しかも今回が初めてではない。5月にはヤンキースのカール・パバーノが、4年3995万ドル(約47億1千万円)
で契約した直後にヒジのじん帯手術を受けたことで、「年俸泥棒」リストに挙げられ、その際に朴賛浩の名が
取り上げられている。
朴賛浩は、マイナーリでもなかなかスランプから抜け出せず、ベンチ入り枠が40人に拡大される9月の
メジャー昇格も難しいものと見られる。朴賛浩は、アストロズホームページの「記者の回答コーナー」でも
メジャー昇格可能選手のうちから外れた。
URLリンク(www.chosunonline.com)