07/08/13 11:47:10
【社説】日本内閣の靖国神社参拝、永久中止せねば
日本の安倍晋三首相と閣僚全員が8月15日、靖国神社を参拝しないことにしたという。
日本が太平洋戦争で米国に降伏したこの日になると多くの日本の閣僚はこの神社を
参拝してきた。軍国主義を崇尚する代表的宗教機関である靖国に、敗戦後、初めて
閣僚全員が参拝しないというのだ。望ましい決定だ。それでも政略的な側面が強いと
いう疑惑をぬぐうことができない。歴史問題に関する日本政府の言葉と行動は、時流
によってよく変わってきたからだ。
安倍首相は日本の代表的な右派の人物だ。日本軍慰安婦を否認し、平和憲法改正を
推進してきた。そんな彼が今、内外から追われている。日本の核心同盟国である米国
の下院は、これまで日本政府を相手に日本軍慰安婦に対して公式に謝って責任を
負えという決議文を採択した。国内参議院選挙では惨敗した。彼の首相辞退論も強く
出た。それで窮地に追い込まれた彼が韓国・中国などとの関係改善のために今回の
決断を出したという解釈が支配的だ。
日帝が敗亡してから62年たったが、解決しなければならない課題はまだ多い。過去、
日帝侵略の被害者たちが日本政府、企業、靖国などを相手に起こす強制労働補償など
の訴訟も絶えない。日本政府が率先垂範して誤った歴史の傷を治癒するのが当然
なのに背いているからだ。または米国下院の慰安婦決議案が採択された後にもまだ
公式謝罪さえしていない。
誤った歴史を隠す、あるいは歪曲することは日本にも大きな損失だ。すでに日本政府
は国際社会から歴史問題において多くの恥をさらしてきた。オーストラリア、カナダ、
フィリピンなどでは日本軍慰安婦問題を叱咤する議会決議文を採択しようという動きが
起こっている。日本が国力にふさわしい尊敬を受けることができずに影響力がないこと
も歴史認識と無関係ではない。日本閣僚たちの靖国神社参拝放棄が真実性を認めら
れるためには、今回の決定が1回で終わってはいけないのだ。また徹底した歴史に
おける反省と実践をする始発点になるように願っている。
ソース:中央日報
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