07/08/13 07:37:43
2007年8月10日、江蘇省揚州市の揚州ディーゼルエンジン有限責任公司は植物油で駆動する
エンジンの開発に成功したと発表した。ドイツの著名メーカーとの共同開発で、欧州の排気ガス
基準もクリアしたとしている。
既存のディーゼルエンジンに改良を施して作られた試作エンジンは、自動車搭載用のもので最
大出力は110馬力。使用する植物油は何の種類でも問題なく、街のスーパーで売っているような
サラダ油でも駆動するという。エンジンは起動時にディーゼル燃料を使用、その後植物油を利用
するシステムになっている。
次代のクリーンエネルギーとして「バイオエタノール」が世界的な注目を集めているが、植物油を
燃料にできれば、再生可能かつ排気ガスもクリーンで非の打ち所がない。今回開発された夢のエ
ンジン、今後製造コストを下げて普及できるかどうかがカギ、と専門家はコメントしている。
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