【ソウルからヨボセヨ】 故小田実氏と朝鮮~北朝鮮にだまされた社会運動家[08/11]at NEWS4PLUS
【ソウルからヨボセヨ】 故小田実氏と朝鮮~北朝鮮にだまされた社会運動家[08/11] - 暇つぶし2ch1:蚯蚓φ ★
07/08/11 21:38:20

 先ごろ作家の小田実氏が亡くなった。1960年代の初め、代表作であるベストセラー
の世界旅行記『何でも見てやろう』で人気者になった。その後はベトナム戦争反対の市民
運動組織「ベ平連」の代表として活躍した。1960年代から70年代にかけ、日本社会
に「市民運動」なる言葉を定着させた人物のひとりといっていい。

 小説はあまり知られていないから社会運動家、評論家だったといった方がいいかもしれ
ない。その活動のひとつに朝鮮問題への取り組みというのがあり、ぼくらコリア・ウオッ
チャーの記憶に強く残っている。しかしその取り組みというのは、朴正煕時代の韓国を人
権抑圧、政治弾圧の独裁国家として非難、糾弾する一方、北朝鮮についてはバラ色の社会
主義国家としてほめたたえ、金日成を世界的な素晴らしい指導者としてヨイショするとい
うものだった。

 金日成とのインタビューを含め評論集『私と朝鮮』などに記録として残っているが、金
日成の受け売りでアフリカのソマリアとマダガスカルを未来の理想国家として持ち上げて
いるあたり、痛ましくさえある。彼はなぜ北朝鮮にだまされたのだろう。社会主義幻想と
歴史的贖罪(しょくざい)意識というこの世代の戦後的価値観のせいだろうか。合掌。

(黒田勝弘)

関連スレ:
【訃報】作家の小田実さんが死去~「べ平連」など国際的な反戦運動に尽力[07/30]
スレリンク(news4plus板)



レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch