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「鉛検出おもちゃは例外」、中国玩具協会などが安全性PRに躍起―中国
URLリンク(www.recordchina.co.jp)
2007年8月、中国軽工業工芸品輸出入商会と中国玩具協会は、
米国での中国製玩具リコール問題についてメディアの取材に応じ、
「中国玩具は全体としてみれば高い安全性を持つ」とコメントした。
先日、米国で中国製玩具の塗料から基準値以上の鉛が検出され、回収される騒ぎとなった。
製造元の2社は輸出禁止措置を課され、責任者への司法処分も検討されているという。
この件では、違反企業は速やかに処分されたが、同協会などは「中国の玩具全体で見れば、
その安全性は極めて高い」とPR。
中国製玩具の輸出額は 2006年には70億ドル(約8400億円)を突破、EU、米国、日本など
世界の主要市場をはじめ160以上の国と地域に輸出されている。
輸出に際し、中国政府やメーカー側は厳しい基準を課して、製品の安全性を確保してきた。
その結果、2006年について見ると、米国向けの輸出玩具30万セットのうち、
安全性の問題から回収されたのは29件に過ぎず、問題発生率は1万分の1でしかないという。
また、中国の玩具輸出の58%は、海外メーカーの委託を受けてのものであり、
「中国の製造業者のみに責任を帰すことは適当でない」ともコメント。
今後、海外メーカーにも設計、監督制度の改善を促し、連携して一層の安全性向上に
努めていくとしている。(翻訳・編集/KT)