07/08/07 23:33:20 株 BE:71343432-DIA(160100)
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部を舞台にした事件で、総連の資金をだまし取ったとして、
東京地検特捜部は7日、元公安調査庁長官、緒方重威(しげたけ)(73)と元不動産会社社長、満井忠男(73)の
両容疑者を詐欺罪で追起訴した。元銀行員の河江浩司被告(42)を加えた3人は、中央本部の土地・建物を
詐取したとして既に起訴されており、2カ月近くに及んだ捜査は事実上終結した。
起訴状によると、緒方元長官と満井被告は「中国での投資事業を中断する違約金を出してくれれば、
事業資金を回収して中央本部の土地・建物の購入資金に充てられる」などと実体のない事業を持ち出し、
4月18~24日に総連から4億8400万円をだまし取った。
元長官は事実を認め、満井被告はあいまいな供述を続けているという。
詐取した金は満井被告から分配され、緒方元長官は1億円を受領したほか、3000万円を自らが
筆頭株主の医療機器開発会社の運転資金にした。河江被告には1億5000万円が渡り、このうち5000万円が、
移転登記の際の登録免許税に充てられた。
中央本部の売却問題が発覚した6月12日、満井被告は河江被告から戻された2000万円を含め2億円を
総連に返済。緒方元長官も7月12~13日に「迷惑料」を加えた1億5000万円を返したが、なお1億3400万円が
返却されていない。
毎日新聞 2007年8月7日 21時05分 (最終更新時間 8月7日 22時56分)
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