07/08/04 10:43:10 P4xGUDSu
アフガニスタンに入れない
韓国マスコミ 頼りは外信報道
錯綜する情報 手間どる確認
アフガニスタンで、23人の韓国人が拉致され、韓国政府との交渉如何では“処刑”される
危険が続いている。アフガニスタンは今、世界のマスコミの注視の中にある。
首都カブールにマスコミ各社の支局はほとんどないが、各社はこぞって特派員を送っている。
ところが、事件の当事国である韓国メディアが、一社もアフガニスタンの現地に姿を現せずにいる。
韓国政府が同国を「旅行禁止国」に指定したからだ。従ってアフガニスタン当局は21日、
韓国人に対するビザ発給を中止した。
国営放送局KBSの取材陣でさえアフガニスタンには入国できず、UAEの首都ドバイに
留まっている。
直接取材ができない韓国メディアは、外信報道に頼らざるを得ない。情報源は主に3つ。
カタールの衛星放送「アルジャジーラ」、パキスタンの通信社「アフガン・イスラミック・プレ
ス」(AIP)、そしてAP・AFP・ロイターなど、欧米系の通信社だ。共同通信やNHKなどの
日系メディアも重要な情報源となっている。韓国メディアは、事実関係の確認に時間が
かかっている。
25日夜から26日朝までの約六時間、笑えないハプニングが起こった。25日午後9時頃、
韓国のTV局は一斉に「人質8人解放」と「男性1人殺害」を報じた。AP通信の報道を引用
し、「米軍基地に女性6人と男性2人が安全に到着した」と、断定的に報じるメディアが続出
した。
韓国政府は26日朝、公式に事実関係を伝えた。テレビでは「誤報」を詫びる放送が、
新聞では謝罪訂正文が並んだ。ソースがないというより、ソースの選択に問題があるの
かもしれない。この際、たとえば、日本のメディアが外国人フリーランサーと契約を結び、
外地からの報道を委ねるようなやり方を、韓国マスコミもそろそろ覚えたほうがいいことを、
事件は一方で教えている。
統一日報
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